AIでホームページを作る方法 — STEP8/20【ビルダー型】

Wix ADIでAIにデザイン案を作ってもらう

ビルダー型の代表格、Wix ADI(Artificial Design Intelligence)を実際に使ってみましょう。いくつかの質問に答えるだけで、AIがサイト全体のデザイン案を自動生成してくれます。

Wix ADIとはどんなツールか

Wixは世界的に利用者の多いホームページ作成サービスですが、その中でもADI(Artificial Design Intelligence)機能は、業種や目的、好みのデザインテイストなどいくつかの質問に答えるだけで、AIがサイト全体のレイアウト・配色・フォント・画像配置までまとめて提案してくれる仕組みです。ゼロから真っ白なキャンバスに向き合う必要がなく、まず「たたき台」が自動でできあがる点が最大の特徴です。

実際に使ってみると、質問の数自体はそれほど多くありません。「どんな業種か」「サイトの目的は何か(集客か、販売か、ポートフォリオか)」「好きなデザインのテイストはシンプル系か華やかな系か」といった、5〜10個程度の質問に答えると、数十秒でトップページのデザイン案が3パターンほど表示されます。この時点でのクオリティは決して手抜きではなく、フォントの組み合わせや余白の取り方など、素人目には十分「ちゃんとしたサイト」に見えるレベルに仕上がっています。

ただし、ここで出てくるデザイン案はあくまで「業種の傾向」から統計的に導き出されたものです。STEP6で整理した自社ならではの強みや、競合との差別化ポイントは、まだ反映されていません。ADIが出したデザインをそのまま公開するのではなく、STEP6の材料をもとに文言や構成を手直ししていく前提で使うのが、失敗しない使い方です。

できること

質問に答えるだけでデザイン案を自動生成
複数パターンからの選択・比較
ドラッグ操作での細部調整

ADIで生成されたデザインは、そのあと通常のWixエディタでドラッグ&ドロップ編集ができるため、「AIの提案をベースに、自分の言葉や写真に差し替えていく」という進め方がしやすいのも利点です。ゼロから配置を考える必要がなく、既にできている型を編集していく感覚に近いので、デザインの知識がなくても迷いにくい設計になっています。

実践のステップ

1

Wixのアカウントを作成しADIを起動する

Wix公式サイトからアカウントを作成し、サイト作成方法の選択画面で「AIサイトビルダー(ADI)」を選びます。

2

業種・目的に関する質問に答える

業種名、サイトの目的、必要な機能(予約、ネットショップなど)を選んでいきます。ここでSTEP1〜6で整理した内容をそのまま当てはめると、より的確な提案が返ってきます。

3

デザインテイストを選ぶ

いくつかのデザインサンプルが表示されるので、自分のブランドイメージに近いものを選択します。ここでの選択がそのままトップページの雰囲気に反映されます。

4

生成されたサイトを手直しする

自動生成されたテキストや画像はあくまで仮のものなので、STEP6で作ったペルソナや差別化ポイントをもとに、コピーと写真を自社の内容に差し替えていきます。

メリット・デメリット

メリットは何と言っても導入の速さです。アカウント作成から数分で、それなりに見栄えのするサイトの土台ができあがります。専門用語も少なく、パソコン操作に不慣れな方でも直感的に進められる設計になっている点も安心材料です。一方デメリットとしては、細かいレイアウトの自由度がテンプレートの範囲に制限されること、そして独自ドメインの接続やSEO機能など一部の機能が有料プランに限定されていることが挙げられます。また、同じ業種を選んだユーザー同士でデザインの傾向が似通いやすいため、差別化はコピーライティングや写真で工夫する必要があります。

気をつけたいポイント

  • 自動生成されたテキストはあくまで仮の文章です。必ず自社の言葉に書き換えてから公開しましょう。
  • 独自ドメインを使う場合は、料金プランと契約期間を事前に確認しておくと安心です。
  • ADIのデザインは業種ごとの「よくあるパターン」がベースなので、STEP6の差別化ポイントを写真やキャッチコピーで補強することを忘れずに。

まとめ

Wix ADIは「まず形にしてみる」ための入り口として非常に優秀なツールです。次のSTEP9では、よりデザイン性の高いレイアウトを一瞬で生成できるFramer AIを紹介します。

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